仕事をしていると自分に仕事が集まっていたり、雑用や面倒な仕事ばかり押し付けられていると感じることがあるのではないでしょうか。
なんで面倒な仕事ばかり自分が担当なの?
私にもそんな時期がありました。
- 先輩社員がまったく手を付けず、期限がギリギリになったところで担当替えと言い私にその仕事を押し付けてくる。
- 最初だけ自分が担当して面倒になってきたら担当変更を申し出てくる。
こんなことが続くと精神的にも疲れてしまいます。
いつまでもこんなことが続くと精神衛生上良くないので行動を起こしました。
私の経験を踏まえて、適切な範囲を超えて仕事を押し付けられないようにするための方法を紹介します。
そのためには仕事を押し付けられやすい人の特徴について知り、その上で対処法を考える必要があります。
まず仕事を押し付けられやすい人の特徴を5つ紹介します。
- まじめな人
- 優しい人
- 他人に嫌われたくない人
- NOと言わない人
- 仕事が出来る人
この中で3つ以上当てはまっていると仕事は押し付けられます。
この特徴に当てはまる人は人間として優しくていい人なので、ぜひ変わらないで欲しいです。
そこに付け込んでくる人が悪いので、そういう人たちを寄せ付けないような対処法を身に着けて下さい。
そしえ、仕事を押し付けられないようにする5つの対処法を紹介します。
- 自分の抱えている仕事を把握しておく
- 過剰な仕事ができるアピールはしない
- 周りに人がいる時に敢えて上司に相談する
- ポジティブ思考で仕事に取り組む
- 押し付けられた仕事を終えたら自分がやったことをアピールする
この特徴と対処法について一つずつ解説をしていきます。
一人でも多くの人の仕事の悩みが解消できれば幸いです。
仕事を押し付けられやすい人の特徴
まじめな人
まじめな人は仕事を押し付けられやすい傾向にあります。
まじめが故の責任感と誠実さに仕事をお願いしやすいのでしょう。
それをいいことに様々な雑用から面倒な仕事を押し付けてくる人がいるのでしょう。
しかし、裏を返せば彼なら出来ると思って預けてくれる人もいるので押し付けられているのか信用して任せてくれているのかはしっかりと見極めが必要です。
優しい人
優しい人は仕事を頼まれやすいです。
まじめな人と同様仕事を押し付けるタイプの人を寄せ付けてしまう傾向にあります。
優しさが故に頼まれた仕事は断らないので、結果的に押し付けられてしまうのでしょう。
優しいだけではなく、自己主張もしていきましょう。
他人に嫌われたくない人
他人に嫌われたくないが故に頼まれた仕事を断れない為、仕事を頼まれやすいです。
断ると嫌われるというマインドが仕事を押し付けられやすくなってしまうのだと思います。
以前ベストセラーになった「嫌われる勇気」を参考にするといいでしょう。
NOと言わない人
NOと言わない人はなんでもかんでも仕事を押し付けられます。
やりたくない仕事を押し付けたい人からすると最高の人材ですね。
不本意なことにはNOと言えるようになっておきたいです。
仕事が出来る人
仕事が出来る人は仕事が多めに任せされるでしょう。
信頼があって任される重要な仕事もあるし、ただの雑用で押し付けられ仕事もあります。
良くも悪くも仕事が多くなるので、自分一人で抱え過ぎずに優先順位をつけて断ったり、別の人に頼んでもらうようにしましょう。
仕事を押し付けられやすい人の特徴まとめ
仕事を押し付けられやすい人の特徴は総じていい人だということです。
なので押し付けられやすい人は性格を改めようとかは考えないで欲しいです。
そこに付け込んで自分だけが楽をしようとしている人に利用されないようにしましょう。
見極めとして難しいのは押し付けられているのか、協力を求められているのかは冷静に判断しましょう。
仕事を押し付けられないようにする方法
自分の抱えている仕事を把握しておく
これは常に習慣にしておいた方がいいと思います。
仕事を押し付けに来た人がいたら、仕事の内容を確認して受け取る前に優先度を依頼者と相談しましょう。
雑用で優先度が低いのであれば自分でやってもらうか、ほかの人に頼んでもらいましょう。
これをしないでただ断ってしまうと、仕事をやりたくないだけという印象も持たれてしまいます。
断りを入れるときはしっかりと根拠を示せるようにしておきましょう。
ただ断るときのコツは自分の抱えている仕事を提示した上で相談という形をとると角もたたずにやんわりと仕事をコントロールできるようになると思います。
※余力がある時は積極的に仕事を受けましょう。
過剰な仕事ができるアピールはしない
自分がやった仕事に対してのアピールはとても重要です。
しかし、まだ実績が伴っていないのに実力以上のアピールをしてしまうと仕事ができると思われてたくさん仕事を頼まれます。
その仕事をこなせる最初のうちはいいですが、だんだん周囲も頼みやすくなってきてパンクしないように気を付けましょう。
それを避けるためにもアピールの仕方には気を付けた方がいいでしょう。
※自分で実績をだした仕事はしっかりアピールしていきましょう。
周りに人がいる時に敢えて上司に相談する
仕事を押し付けてくる相手が同僚や先輩社員だった場合に有効な手段です。
仕事を押し付けてくる人の心理として、自己主張をしない人や周囲に相談しなそうな人を選ぶ傾向にあるからです。
敢えて上司に相談するところを見せることで、都合の悪い押し付け仕事を預けにくくするという効果があります。
ただし、上司が信用できる人あるいは人間としてしっかりしている人であることを確認したうえで使える手段なので、実行をする前に事前調査をしておきましょう。
そして相談するときも過激な発言は控えて事実を淡々と話して相談するようにしましょう。
ポジティブ思考で仕事に取り組む
これは自分で完結するための方法です。
仕事を押し付けられるということは、頼りにされていると捉えて仕事に打ち込みます。
仕事を押し付ける人も全くできない人に押し付けても自分が困るのである程度できる人を探して押し付けているはずです。
少なからず仕事が出来る人と認められているので、その気持ちを大切にしてみるのもいいと思います。
しかし、それにも限界があると思うのでそうなれば別の対処法も考えましょう。
押し付けられた仕事を終えたら自分がやったことをアピールしましょう
せっかく仕事をやり切ったならそれはしっかりアピールしておきましょう。
人によっては仕事を押し付けておいて、自分がやったように振る舞う人がいます。
これは実体験ですが、私の以前の職場にもいました。
それではモヤモヤが残ってしまうので、自分がやったことは過不足なくアピールをしておくことは大切です。
そうすることで、仕事を押し付けられたことを間接的に上司に知ってもらうこともできます。
そうなると、押し付ける人もやりにくくなるはずです。
※仕事を押し付けてきた人を下げるような言い方はしないで、自分のやったことだけをアピールしておきましょう。
仕事を押し付けられないようにする方法まとめ
仕事を押し付ける人を成敗したり改めさせることは出来ません。
基本的には自己防衛の対処法になっています。
なぜかというと、誰かを責めたりすることは労力を使います。
場合によっては自分も仕事をやりにくくなったりします。
それでは本末転倒です。
なので、私が提案した対処法は自分に対してポジティブに作用するような方法がメインとなっています。
間接的に押し付ける人を遠ざけるという効果も期待できます。
仕事を押し付けられやすい人の特徴と対処法のまとめ
改めて仕事を押し付けられやすい人の特徴と対処法をまとめておきます。
- まじめな人
- 優しい人
- 他人に嫌われたくない人
- NOと言わない人
- 仕事が出来る人
私が思うのは仕事を押し付けられやすい人というのは人間として魅力がある人だと思います。
そんな人たちが一部の心無い人たちのために精神をすり減らして欲しくないです。
なのでしっかりと対処をしてほしいです。
- 自分の抱えている仕事を把握しておく
- 過剰な仕事ができるアピールはしない
- 周りに人がいる時に敢えて上司に相談する
- ポジティブ思考で仕事に取り組む
- 押し付けられた仕事を終えたら自分がやったことをアピールする
今回紹介した対処法をうまく利用して自分の身を守ってほしいです。
しかし、注意事項として入社したばかりの時は社員教育を兼ねて仕事を任せていることがたくさんあります。
自分の気に食わない仕事だからと言って押し付けられていると思わないようにしましょう。
ある程度経験を積んだり、露骨な押し付けだと分かる時だけしっかり対処をしましょう。