ふるさと納税について私が知っている範囲で解説します。
ふるさと納税についてしっかりと解説してあるサイトはホームページはたくさんあります。
しかし敢えてこの記事を書くのは、ふるさと納税をやってみたいけどいまいち仕組みが分からない、そんな人がふるさと納税に興味を持ってもらえたらいいなと思って書いてみようと思いました。
この記事を読んでさらに詳しく知りたいと思ってもらえたら、もっと詳しく書いてあるサイトや書籍で調べてもらえたらと思います。
私がもらった返礼品
早速今年私がふるさと納税をしてもらった返礼品を紹介します。
滋賀県近江八幡市にふるさと納税をして「 近江牛カルビ 焼き肉用500g 」を返礼品としてもらいました。
日本三大和牛の近江牛を焼肉にして美味しくいただきました。
私は肉が大好きなので、毎年どこかのブランド牛を返礼品でいただいています。
特にコロナが流行ってからは旅行にも行けないから、現地に行って食べることが難しいです。そういう意味でも、このふるさと納税で様々な地域の特産品を食べることができるというのは楽しみの一つになるのではないでしょうか。
人によっては、生活用品をもらったりする方もいるようです。それも一つの方法だと思います。
ふるさと納税の仕組み
返礼品の紹介をしたところで、肝心のふるさと納税の仕組みについて私の返礼品を実例にして、ざっくり解説をしていきます。
なぜ肉をもらえたのか?
これは単純に滋賀県近江八幡市に納税をしたからです。
私は滋賀県近江八幡市の住人ではありません。だから、なにもしなければいつも通り自分が住んでいる地域に所得税や住民税を収めることになります。
しかし、このふるさと納税という制度を使うことで、自分の住んでいる地域に納める予定の所得税や住民税といった税金の一部を、自分が応援したい地域に納めることができます。
応援したい地域と言うとかっこいいですが、私は自分が欲しい返礼品を出している地域にふるさと納税をしています。
そして、他所の地域から納税してくれた人にお礼として今回の場合は近江牛を私にくれたというわけです。
(私)近江八幡市に納税→(近江八幡市)お金が入る→ (近江八幡市)嬉しくてお礼する→(私)お礼の品もらう
こんな流れで私は近江牛で焼肉をすることができました。
メリットしかないわけがない
今までの説明だと同じ税金を納めるにしても、ふるさと納税をするだけでお礼の品がもらえるならば絶対やった方がいいに決まってますよね。
そんなに美味しい話なはずがありません。
このふるさと納税を行うことで、なにもしないでいつも通り税金を納める時よりも2000円多く税金を支払うことになります。
下の表に一例を示してみます。年間で100,000円の納税をしている人がいたとします。
普通に納税した人 | ふるさと納税をした人 | |
1.住んでいる地域への2022年納税予定額 | 100,000円 | 100,000円 |
2.2021年ふるさと納税額 | 0 | 32,000円 |
3. 住んでいる地域への2022年納税額 | 100,000円 | 100,000-(32,000-2,000)=70,000円 |
4.実際に支払っている総額(2+3) | 100,000円 | 102,000円 |
上の表のようにふるさと納税をしている人は、何もしない人に比べて2,000円多く税金を支払っています。
その代わりに、ふるさと納税をした自治体からお礼の品をもらいます。
なので、返礼品で2,000円以上のものがもらえればそれがお得になるという仕組みです。
返礼品はふるさと納税額に対して約3割相当品をもらえます。
ということは、10,000円ふるさと納税をすると3,000円相当のものを返礼品でもらえるので実質1,000円お得になったイメージです。
いくらまでふるさと納税ができるのか
当然ですが、自分の住んでいる地域に納める予定の所得税や住民税といった税金を全てふるさと納税はできません。
そんなことをすると、自分が住んでいる地域に納まる予定の税金がまったくなくなるという事態も起きるからです。
ふるさと納税ができる金額は年収や家族構成によって変わります。
自分がいくらふるさと納税できるかは、シュミレーションできるサイトがありますのでそちらを参考にしてみて下さい。
注意事項
ふるさと納税の上限額を超えてしまうと、通常であれば2,000円多く支払っているところがさらにたくさん支払うことになりますので注意して下さい。
コツは上限額より少なめのところでやめることです。
まとめ
どうでしょうか。ふるさと納税について少しイメージができましたか?
実際のふるさと納税の仕方や、ふるさと納税をした後の手続きなんかもありますがそれを説明しているサイトは他にたくさんありますので、そちらで確認してみて下さい。
この記事では、ふるさと納税が複雑そうで手を出していない人が少しでも興味を持ってもらえることが目標でした。
ほんの少し手間かもしれませんが、そのひと手間が美味しいお肉になるならば私は惜しみません。
今年も残り4か月。この記事をきっかけにふるさと納税に挑戦する方が増えるとうれしいです。