令和6年1月26日に経済産業省のHPに第74回計量士国家試験の合格発表がありました。
計量士の試験は専門科目の合格点が毎年変動します。
この記事ではこれから受験をする方に向けて、今回の試験結果と過去の環境計量士(濃度)の専門科目合格点、合格率の推移をまとめました。
環境計量士の受験を迷っている方やどの程度勉強をしないといけないのかの目安にしていただければ幸いです。
私は2020年度に一般計量士、2022年度に環境計量士(濃度)を合格しました。
合格した時の試験勉強方法や勉強時間についても別の記事でまとめていますので参考にしてみて下さい。
第74回環境計量士(濃度)試験結果
今年の試験結果についてまとめました。
以下に計量士国家試験の今年度の合格者数と合ここ数表を載せます。
※経済産業省HPより引用
環境計量士(濃度)の合格率は17.9%とここ数年と比較すると少し高めでした。
例年より少し合格率が高めと言っても20%は切っています。合格するためには計画的に準備をする必要があります。
過去の環境計量士試験(濃度)結果との比較
過去10回分の試験結果を経済産業省HPから引用してグラフにしました。
勉強のモチベーション維持のために参考にしてみて下さい。
今年の合格点は28/50問でした。昨年から合格点が1点上がりました。
しかし、合格点は27~28点くらいがちょうどいいところだと推測します。10年のうち6回が合格点が27~28点です。
合格点は28点だったのですが、合格率が2018年度並みです。もしかすると2018年~2019年のように次の試験は難しくなる可能性も否定できません。
次回受験する方は難易度が上がることを考慮して勉強した方がいいかもしれません。
専門科目については試験後の自己採点で30/50問以上であれば合格発表まで安心していられますので、そこを目指すようにがんばりましょう。
まとめ
自分が受験する資格の情報収集も勉強のモチベーション維持や勉強計画を立てるために必要だと思います。
これから環境計量士(濃度)を受験する方の情報収集の一助になれば幸いです。
環境計量士は化学系では取得難易度の高い資格です。
ぜひ合格に向けて試験勉強頑張ってください。
試験合格後の環境計量講習の記事もありますので、これから受講を考えている方や試験勉強のモチベーション維持のために読んでみて下さい。