2月18日に第72回環境計量士の合格発表が経済産業省の資格・試験にアップされていました。
私の結果は残念ながら不合格でした。
以前の記事でも書きましたが、圧倒的な勉強時間の不足です。
しかし、今年もそれなりに勉強をしたので来年もう一度リベンジをしようと思います。
次回受験をする方は、また一緒にがんばりましょう。
せっかくなので今回の試験結果と過去の合格点の推移について振り返ります。
第72回環境計量士(濃度)の試験結果
来年も受験をすることになりましたので、今年の試験結果の分析をしてみます。
以下に今年度の合格者数と合格率を経済産業省のHPから抜粋してきて表を作りました。
合格率は例年15~17%の間なので、例年通りということですね。
これは私の勉強不足を明らかにしてしまう分析になってしまいました。
環境計量士 (濃度関係) | 環境計量士 (騒音・振動関係) | 一般計量士 | 合計 | |
出願者数 | 2,828 | 946 | 1,129 | 4,903 |
受験者数 | 1,937 | 628 | 820 | 3,385 |
合格者数 | 326 | 110 | 192 | 628 |
合格率 | 16.8% | 17.5% | 23.4% | 18.6% |
今まで環境計量士と言っていましたが、正確には環境計量士(濃度関係)を受験しております。
この表を見ても分かるけど、合格をするためにはさらにしっかりと勉強をしていかないといけません。
来年度は今年の反省も踏まえてがんばっていきます。
今年はしっかりと300時間程度の勉強時間を確保していこうと思います。
過去8回分の環境計量士試験結果の分析
過去8回分の試験結果を経済産業省のHPで見ていました。
これを知ったからと言って合格に近づくわけではありませんが、勉強のモチベーションの維持と合格をするための覚悟を持つために分析をしてみました。
受験者数と合格者数、合格率と合格点をグラフにしてみました。
このグラフから今回の試験は昨年よりは少し難しかったのではないかと推測します。
合格率を上げるために合格点を昨年より1点引き下げられています。
しかし、過去の傾向を見ても次回の試験は今回と同等くらいの難易度で出題されると予想します。
他にグラフを見ていると、2018年度が合格率が高くなったことが分かります。
しかし、資格試験によく見られる傾向ですが、その翌年はしっかりと合格率が例年通りに戻っています。
それに伴って合格点も下がっているので、問題の難易度が急に難しくなったと推測します。
過去問を解いていた感覚だとそこまで難しくなかった気もしますが。
合格率は例年ほとんど変化しません。
2017年度と2018年度で受験者が激減してしまいました。
そして、2020年度からはコロナウイルスの影響か受験者数自体が2000人を下回っています。
合格率を一定にしようとすると必然的に合格者数も減ります。
そうなると合格点も過去に比べて下がりにくくなることが予想されます。
つまり、確実に専門科目は(30点/50点満点)を目指さないといけません。
まとめ
試験に受かるためには難易度を知ることから始めた方が勉強の取り組み方も変わると思います。
今回の私の分析が受験者のみなさんに少しでもお役に立てればと思います。
環境計量士は化学系では非常に取得難易度の高い資格です。
これが取れるくらいの知識を身に着けられれば、化学分析のスペシャリストとしてキャリアを積みやすくなると思います。
私は5月から少しずつ勉強を始めていく計画にしています。
次回受験のみなさん一緒にがんばっていきましょう。