資格試験の勉強をしていると自分の勉強方法が正しいのか迷うことがあります。
勉強にはインプットとアウトプットがあるということは知っていました。
しかし、アウトプットの詳しい効果や重要性までは知りませんでした。
「アウトプット大全」著樺沢紫苑
こちらの本を読みました。
この本から得た学びを厳選して3つ紹介します。
- 長期記憶はアウトプットが必須
- 早く文章を書くには構成から考える
- 要約力はTwitterを使って鍛えられる
順番に紹介していきます。
長期記憶はアウトプットが必須
学校の勉強はインプット中心の勉強です。
だから、社会人になって資格試験の勉強とかをすると学生の頃の名残でインプット中心の勉強をしていました。
この「アウトプット大全」を読んで勉強はアウトプットをして初めて長期記憶に残ることを知りました。
2週間で3回以上アウトプットすると長期記憶として残りやすくなるそうです。
勉強をするときも人に教えた方が勉強になるというのはそういうことが理由なのだと思いました。
人に教えるというのはアウトプットです。
一回インプットをして、人に教えてアウトプットをして自分の記憶に定着させる。
何かをインプットしたら積極的にアウトプットをしていくところまでを1サイクルにして勉強をするのがいいと思いました。
教科書を読んでインプットをして、2週間以内に問題集を3回解くというのが資格試験の勉強にはいいかもしれません。
本を読んでインプットしたら、ブログやTwitter、人に紹介したりしてアウトプットをしていくのもいいと思います。
早く文章を書くには構成から考える
これは普段ブログを書いている私には本当にありがたい内容でした。
構成を考えないで文章を書き始めるのは、設計図がないのに家を建てることと同じだと書いてありました。
この表現はすごくしっくりきました。
ブログを書くための設計図のテンプレートがあればブログを書くスピードが上がっていきそうです。
このブログを書くことに慣れれば、本業の報告書などの文書作成も捗りそうです。
文章の構成を考えることを癖にしていこうと思います。
要約力はTwitterを使って鍛えられる
要約というのは全体を理解していることが前提となります。
すなわち理解力や読解力が必要です。
これがTwitterで鍛えられるようです。
そもそもTwitterは全部で140文字しか書けません。
その140文字の中で自分が読んだ本、観た映画やドラマの感想を要約するというのが練習方法です。
この要約のスキルも普段の仕事でも必須スキルになります。
業務文書をだらだらと長く書くわけにはいきません。
なのでこれは非常に練習する価値があると思います。
慣れるまで相当大変だと思いますが、当たり前にできるようになれば要約する力が今とは段違いになっていると思います。
まとめ
「アウトプット大全」は今回紹介した3つ以外にもたくさん勉強になることが書いてあります。
学生の時にこの本に出合いたかったというのが私の率直な感想です。
勉強方法を見直したい人やビジネススキルを伸ばしたい人はぜひ読んでみて下さい。